2008年9月9日
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原水爆禁止世界大会に参加して

相模原支部からは3人の代表団を派遣しました。

あなたには長崎の血が(41歳/大工)

 今回、広島に行くまでは、平和についてあまり興味がありませんでした。というのも自分が生まれたときから日本は平和で戦争といえば、映画やテレビの中でのことだったからです。しかし、今回広島に行ったことで、その考え方が少し変わりました。きっかけはいくつかあります。その一つがいとこからのメールです。広島に行く前にあまり気乗りがしなかったので、いとこにメールをすると「私は長崎の人間だから平和については、子どもの頃から教育されているよ。8月9日は長崎の学校では登校日になっていて、平和を考える特別な日なの。今、結婚して福岡に住んでいるけど、こっちの友だちは、なんか他県のことみたいな考えで、すごく悲しいよ。康夫くんには長崎の血が半分流れているのだから、平和については誰よりもしっかり考えてみてきて欲しいよ」という内容のメールでした。これをみて少し心にカツが入り広島へ行きました。(お母さんは長崎出身です)。広島でも心が変わるきっかけが二つありました。一つは広島の団長の「今の広島は原爆の屍の上にたっている」という言葉です。自分の踏み出した一歩下には、生きたくても生きられなかった人びとがいると思うと身が引き締まりました。
そして、これは、自分の考えですが・・・。
広島のセミの鳴き方が異常に感じていました。なぜだろうと考えたときに団長の言葉が頭に浮かびました。セミは7年間、土の中で過ごす。ということは、原爆で亡くなった人たちが染み込んだ土を栄養に育ち、土の中で亡くなった人たちの生きたかったという思いを7年間聞き、やっとの思いで地上に出て、一週間という限られた期間に、みんなの思いを私たちに知らせているのではないかと。ある意味、広島のセミは、原爆のメッセージではないかと勝手に考えてしまいました。

しかし私が一番心を動かされたのは、偶然耳にした被爆者の方の話です。その方はお孫さんらしき子どもに淡々と戦争や原爆の悲惨や、おろかさを話していました。
「私が原爆の悲惨さを話しても、実際に見たものとは違うと思う。なぜならあの悲惨さを表現する言葉や文字が日本語にはないから表現が出来ない。フィルムや写真も同じだよ。悲惨な状態は伝わるけど、あの場の人の焼けた臭いや助けを求める人びとの声、助けたくても助けられない人びとの心は伝わらないんだよ」。
この話しを偶然に立ち聞きしてしまったときに、心は号泣し、自分の考えを恥ずかしく思いました。最後にこの人の言った言葉を書いて終わりにしたいと思います。
「人が人を殺していいわけがない。しかし、それを当たり前におこない、平気で殺してしまう心をつくる戦争を私は死ぬまで恨む。あんたたちも、戦争で死ぬような社会にしないでおくれ(涙)。」
おばあさん、あなたの思い、俺の心にしっかり刻み込みました。そうならない社会をつくります。

自分には何が出来るだろう(32歳/大工)

広島へついたとき、戦争で瓦礫になった街が当たり前のように普通の生活がある街になっていることに、人の力って偉大だなって思いました。今回広島へ参加させていただき、被爆された方ばかりでなく、戦争の被害にあわれた諸外国のみなさんから直接話を聞く機会があり、改めて戦争の悲惨さを知ることになりました。ベトナムでの枯葉剤や大量虐殺、化学兵器で死んでいった人たちの姿、アフガニスタンから命からがら母国の現状を訴えていた女性。
今までいくつかの世界大会での作文を書きました。ここで僕がこんなことを言ってしまうのは失礼になってしまうかもしれないけど、自分が感じて、思って、それからどういう風にしていきたいのかが、どれもがあまりに残酷すぎて、うまく表現することができませんでした。
今思うことは、絵本の題を借りますが、地雷ではなく花をください、というのが大切だなと思っています。それぞれ、「正義」という名目のもとに、武力を行使していますが、その結末は、次へつながっていく子どもたちへ、やり場のない悲しみや憎しみを負の遺産として残していくだけでしかないし、みんなが自分の思いを大切にするのと同じぐらい相手の思いも尊重し、その中で話し合っていけば、今よりは少しぐらい良い世界になっていくのではと思うのです。
現在、その話し合いの中で世界では、大量破壊兵器廃絶の流れにはなってきています。ですが、米軍は、9.11テロ以来、逆行した動きをしています。また、それに協力するような今の日本政府のありよう。その中で、いま私たちに出来ることは、みんなで声をあわせ、軍も兵器もいらない、九条を守ろう、世界へ広めていこうと動いていくことだと思います。
広島へ行って以来、平和や幸せってどんなのだろう、そのために小さな自分には何が出来るのだろうと毎日のように考えるようになりました。

原水禁IN広島

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