2015年1月7日

最高裁で初~原告勝訴の判決~

アスベスト問題の前進を

大阪・泉南地域のアスベスト紡織工場等のアスベスト関連工場で働き重大な健康被害を受けた元従業員や遺族が国に対して損害賠償を求めた「大阪・泉南アスベスト国家賠償請求第1陣及び第2陣訴訟」上告審判決が2014年10月9日最高裁判所第1小法廷であり、白木勇裁判長は、国の責任を認める原告勝利の判決を言い渡しました。
 判決では、国が1958年から1971年まで発生粉塵を除去する局所排気装置を義務付けなかったことに対し、国の責任を認めました。
 一方で1971年以降の粉塵濃度規制の強化や労働者に粉塵マスクを義務付けなかったことに対しては違法性を認めませんでした。
 現在、神奈川県では首都圏アスベスト訴訟第1陣が東京高裁で、第2陣が横浜地裁で争われています。泉南アスベスト訴訟で最高裁が国の責任を認めたことで、建設のアスベスト訴訟に影響を与えることは間違いありません。この判決を武器に、裁判勝利・問題解決に向け、相模原支部でも引き続き署名活動など運動を進めます。

出来る限り行動に参加

【第2陣原告の一人 吉村勝夫さん】
 国の責任がはっきりしたのは良かったと思います。ですが、九州の裁判例のようにメーカーの責任はまだ曖昧なままです。
 私もだんだん体がきつくなってきましたが、訴訟に加わり、できるかぎりの行動に参加しています。横浜で行われる裁判や集会にもできるかぎり参加しています。

(2015年『けんせつ相模原』新年号より)

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