2009年1月13日

0901許せない、国と製造メーカー

まだこれからだったのに・・・

 私の主人は、結婚して40年になりつつあって、二人で金婚式を迎えられたらいいね、なんてお互い話し合っていた一昨年10月頃、体調を崩しました。紹介された病院で検査後に告げられた言葉は「肺全体に水がたまり、3リットル位水を取って調べた結果、悪性中皮腫です」。
 私はその病気が何なのか、まったくわかりませんでした。後でいま騒がれているアスベストと、新聞やテレビで知りました。「もって半年ないし3カ月」と言われ、呆然となりました。
 亡くなる1週間前頃から病院に寝泊りをしていましたが、朝5時頃、長男がお父さん亡くなったと言ってきたので行ってみると、心電図の動きが止まって――となっていました。その時私も一緒について行きたかった。泣いて起こしたけど、目は開けてくれませんでした。
 昔は多くの建設現場でアスベストを扱っていたと聞きます。これから多くの人が発症するかもしれないといいます。私は声を大にして言います。危険性が分かっていたアスベストを使っていたことが許せません。亡くなって一番無念だったのは、主人だと思います。だってまだ71歳。これからだったのに…。
(アスベスト曝露により亡くなられた仲間の奥さんの手記)

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